世界中の高所看板を手がけることを夢みて。
18年間勤務した工芸社を退職し、ひとりで小さな会社を始めたのが40歳の時でした。
店内POPから店舗の内外装や看板まで自分にできるありとあらゆる仕事にチャレンジしてきました。
店内POPから店舗の内外装や看板まで自分にできるありとあらゆる仕事にチャレンジしてきました。
そんなある日、ビルの袖看板の撤去を依頼されました。
地上12mほどの高さに取り付けられたわずか1m四方程度の看板。普通なら1時間程度で終わる作業も、高所であるがために高所作業車を配置したり、道路使用許可を取ったり、ガードマンに交通整理をしてもらったりと実作業以外に多くの労力と費用がかかりました。
その時、もっと廉価で、短時間でできる方法はないだろうかと考えました。
もし自分自身が高い所に登って作業ができたら、車や足場など使わずに簡単にできるのにと思ったのです。
もし自分自身が高い所に登って作業ができたら、車や足場など使わずに簡単にできるのにと思ったのです。
そこで他の国でも日本と同じようにやっているのかと思い、調べ始めました。
看板こそありませんでしたが、ヨーロッパではロープを使って様々な職種の人がプロフェッショナルな仕事をしている事実に辿り着きました。すぐにロープを使った技術が看板施工にも応用できると確信しましたが、1つ難点がありました。
看板こそありませんでしたが、ヨーロッパではロープを使って様々な職種の人がプロフェッショナルな仕事をしている事実に辿り着きました。すぐにロープを使った技術が看板施工にも応用できると確信しましたが、1つ難点がありました。
それは私自身がロープに触ったこともなければ、ましてやロープで下がったこともなかったということです。
しかし、この技術は必ず確立できると信じ、まずはロープでぶら下がるスキルを身につけることから始めました。
講習を受けてテクニカルコンストラクションクライマーの認定を取り、自宅に練習用の看板体を作り一人で試行錯誤しながら研究した結果、
しかし、この技術は必ず確立できると信じ、まずはロープでぶら下がるスキルを身につけることから始めました。
講習を受けてテクニカルコンストラクションクライマーの認定を取り、自宅に練習用の看板体を作り一人で試行錯誤しながら研究した結果、
「RASTAQ施工」という看板業に特化したロープアクセス技術を開発いたしました。
法人化して1年、技術者も私を含め4名となりました。その結果、3名が同時に貼ることで施工できる看板の大きさも速さも飛躍的に変わりました。
法人化して1年、技術者も私を含め4名となりました。その結果、3名が同時に貼ることで施工できる看板の大きさも速さも飛躍的に変わりました。
今、世界最大規模を誇るirata(産業ロープアクセス協会)の技術も取得し「RASTAQ施工」のさらなる進化を遂げるために、
社員一丸となって日々努力を重ねています。
社員一丸となって日々努力を重ねています。
いつか国内のみならず世界中の高所看板を手がけることを夢みて。
2015年9月1日
代表取締役
中野 眞佐志